この土地に生きるワイン
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Q DOMAINE HISAMATSU?
ブドウ・ワインの製造販売会社として、合同会社Domaine Hisamatsuを2018年に設立しました。といっても、社員は家族のみ。プロパーの実動部隊は代表一人です。
合同会社 Domaine Hisamatsu 経営方針
Q domaine?
憧れるブルゴーニュの真似をしました。フランス語domaine(ドメーヌ)は、領地・所有地の意味で、ワイナリーを示す言葉としては主にフランスのブルゴーニュ地方で使用されています。分業するのではなく、ブドウ栽培から醸造・熟成・瓶詰めまでを自分たちで行う生産者を指します。ですから、ブルゴーニュのワインは、貴族や企業が経営する大規模ワイナリーの分業生産製品と趣きが異なり、あくまで農家が作る農産品という位置づけです(現在では高価な貴重品のイメージに変わっていますが)。日本で例えれば、お百姓さんが家で作る「みそ」や「漬物」といえるでしょう。このブルゴーニュ流農家ワインをリスペクトしてdomaineを名乗らせていただくことにしました。もちろんDomaine Hisamatsuはブドウ造りからワイン造りまで全量を自社(一人)で一貫生産しています。
Q 「岩利五丁目」「長良小松町」?
ブルゴーニュの特級ワインは名称にロマネコンティ、ミュジニー、エシェゾーように畑の名前が使われています。あくまで主役は畑というこの考え方もブルゴーニュをリスペクトする理由の一つです。やはり、これも真似させていただきました。といっても、日本では畑に名前を付ける習慣がないので、地名をそのまま代用しました。「岩利五丁目」「長良小松町」は、なかなかキャッチ―でもあると思っています。
Q 家紋?
ヨーロッパのブドウ畑を見て、その壮観な景色に感動した人は多いと思いますが、この景色は一朝一夕には出来上がりません。ブドウの木の成長と共に歩んできた農家の歴史的な積み重ねがあればこそ。この歴史のシンボルとして、ヨーロッパのワインには家紋があしらわれていることが少なくありません。ドメーヌヒサマツも、まだ始まったばかりではありますが、ブドウ畑の歴史を積み重ね綺麗なブドウ畑を持続させる意思を示すため、家紋を使うことにしました。また逆に、歴史を遡れば、ブドウ畑としてスタートした小松町の畑は、代々久松家の農地であり、岩利の畑も久松家の土地を買い替える形で入手させていただいた農地です。その意味で、現在の造り手は創業者というより、久松家の継承者と認識すべきです。ということで家紋は、久松家の「丸に並び鷹の羽」となり、名称も久松を使うことが必然と考えました。・・・実は、崇拝するBEAUPAYSAGEは「陰揚羽蝶」、Domaine Takahikoは「桐紋(のアレンジ)」という家紋を使用されています。これを真似した一面があることも否定しません(笑)
Q 赤ワインのみ?
基本一人で造っていますので、ムダを省いた作業によって生産性を高めなければやっていけません。因みに、多くのブドウ品種を栽培し、ワインのラインナップも豊富な、研修先での経験からすると、ラインナップの多さは、仕込み作業そのものは勿論のこと、収穫順序、タンクやプレスの空き具合の調整から始まり、洗い物、品質検査、在庫管理、出荷作業に至るまで全ての作業を増やします。これは元会社の工場経営でも痛感してきました。そこで潔く、赤ワイン一本に絞ることにしました。ただし、畑違いはワインを表現する肝なので、2つの畑を分けて、赤ワインで2種類のラインナップとしました。白ではなく赤を選んだのは、造り手の単純な好みです。
Q メルロー?
実は、造り手はピノノワールのワインが大好きです。他には、ガメイやプールサール、トゥルソーなど。では、なぜこれら品種と反対方向?ともいえるメルローなのか。それは、おいしいワインができる確率の高さを重視したためです。日本のワイン用ブドウの実績を見ると、純粋なヨーロッパ品種で、(ワイナリー受入れ)最大生産量はメルローであり、ワイン原料用国産生ぶどうの生産量全体の6.5%を占めます。主要産地は長野、山梨、山形です。因みにピノノワールは1.3%、主要産地は北海道です。そもそもヨーロッパ品種の割合はまだまだ低いのですが、味わいの好みからアメリカ系、日本のヤマブドウ系、あるいは生食用は選択肢に入りませんでした。死ぬまでの残りの人生が少なくなった造り手としては、試験栽培する時間はなく、少しだけ好みを加味しつつ、実績を最重要視して、メルローを選択しました。もちろん、メルローが嫌いなわけではなく、大好きなメルローワインはたくさんあります。フランス / ポムロールはメルローの中心地として偉大なワインが溢れていますし、今やメルローは世界中で栽培されています。造り手の記憶に残るメルローとしては、MASSETO、BEAUPAYSAGE Montagneが筆頭です。岐阜のメルローも可能性は十分にあると信じています。
国税庁/酒類製造業及び酒類卸売業の概況(令和3年調査分)/ワイン製造業
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